
薬機法遵守、それは製品を守ることに繋がります。
実は薬機法については半年ほど前にも取り上げています。この短期間に同じトピックを取り上げる理由は、それが重要で大切であるからです。みなさんはARIIX製品を多くの人に伝える、いわば広報の役割を担っています。正しく伝えるためには、特定商取引法だけでなく、薬機法も遵守する必要があります。
法律と言うと敷居が高く感じるかも知れませんが、ポイントを押さえれば、決して難しい内容ではありません。問題はそれを実行することです。理解するべきポイントを次のとおりまとめてみました。
薬機法を遵守するための大原則
1. 【位置づけ】栄養補助食品は、あくまでも不足している栄養素を補うもの。
2. 【目的】栄養補助食品の目的はあくまでも健康維持であって、改善・向上ではない。
3. 【結果】個人の体験談は否定しないが、誰にでも同じことが起こると誤解させてはならない。
化粧品であれば以前お伝えした「56の認められている表現」が用意されていますが、栄養補助食品にはそのような公認された表現はありません。そのため栄養補助食品の本質を理解して説明する必要があります。この大原則をベースに説明の内容を組み立てれば誤認を与えるような表現や説明を避けることができるはずです。
誤った説明の例を挙げてみましょう。「ニュートリファイモアにはポリフェノールが豊富なベルガモットエキスが含まれている」、これは事実です。そしてポリフェノールには抗酸化作用があり、動脈硬化などの生活習慣病の予防が期待される成分であることは一般的に知られていることです。それではこの2つの事実の一部分を組み合わせて「ニュートリファイモアで生活習慣病の予防が可能」との主張が成り立つでしょうか? 残念ながら、それは誤った理論に基づいた極端な結論であり、薬機法違反と見なされます。なぜならモアはラベルに記載されている栄養素を補給することを目的とした栄養補助食品ではありま すが、予防効果が実証された医薬品ではありません。しかしながら不足していた栄養素を摂取し続けることで、なんらかの変化を感じることがあるかもしれません。その個人的な体験を否定することはありませんが、その変化を保証するために設計された製品ではないことを理解してください。特定の効果効能を目的として作られているのが認可を得ている医薬品で、そのため主張が可能です。それが栄養補助食品との決定的な違いです。
製品に関する誤った情報提供は製品の価値や信頼性を低くしてしまう恐れがあります。薬機法を遵守しようとするお一人お一人の責任ある姿勢と言動が製品を守り、安定したビジネスの基盤構築に繋がります。人の興味を引くことに重点を置かず、製品の本質を理解してもらえるように心がけてください。
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