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知らなかったではすまされない、コンプライアンス・ルール Vol.12

優先顧客には違うルールがあること、ご存じですか?

ARIIXにはビジネス会員の他に、優先顧客会員という登録の方法があります。

 

どちらも特定商取引法の規制を受けますが、実は該当するビジネスのカテゴリーが異なります。

ご存じのとおり、ビジネス会員のシステムは連鎖販売取引に該当し、三大告知義務や法定書面の交付義務などおなじみのお約束があります。

 

それでは優先顧客はどうでしょうか?

 

優先顧客はいわゆる愛用者会員という位置づけで、製品を購入して、製品を楽しむことを目的としています。優先顧客自身がどなたかを勧誘して、組織を作ることはないので連鎖販売取引ではありません。

 

優先顧客は勧誘方法に応じて分類されます。対面による勧誘の場合は訪問販売、電話やWeb会議ツールを利用した場合は電話勧誘販売とみなされ、それぞれの規定が適用されます。

 

連鎖販売取引との違いは、概要書面がないこと、そして契約書面を交付するのは会社ではなく、勧誘したみなさんであることです。

 

今までARIIXは優先顧客であっても連鎖販売取引を入口にして、いずれかの会員の種類を選択していただいておりましたが、今後は優先顧客とビジネス会員を明確に分けて、それぞれの規定に則した手順を踏んでいたたくことになりました。

優先顧客の場合、契約書面の交付が必要であることをお伝えしました。

訪問販売と電話勧誘販売の規定はほぼ同じですが、契約書面の交付するタイミングが異なります。

 

訪問販売は「対面」なので、契約が成立したら「その場での交付」が必要です。

 

電話勧誘販売の場合は、当然「リモート」なので手渡しはできないため、「契約締結後遅滞なく(3~4日以内)郵送による交付」が求められています。

最近、優先顧客会員の登録申請書がリニューアルされた告知を記憶されている方もいらっしゃると思います。その新しい登録申請書をご覧いただくとご確認いただけますが、そこには「契約書面」と明記されています。

 

いずれにしても、契約締結した相手方に契約の内容が記載された書面を交付することはビジネスの基本で、法律で求められていることでもあり、それについて変わりはありません。

 

また、訪問販売または電話勧誘販売であっても、この法定書面以外にも順守しなくてはならない規定がありますので、それらについてはまた別途お伝えしたいと思います。