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知らなかったではすまされない、コンプライアンス・ルール Vol.11

「断定的判断の提供」、無意識にしていないですか?

「絶対に」「必ず」「100%」と言う言葉は何気なく日常の会話で使いがちな言葉です。これらの後に続くフレーズとして、どのようなものが思い浮かびますか?

  • 絶対に成功する。
  • 必ず目標は達成できる。
  • このやり方をすれば100%失敗しない。

などなど、他にもいろいろあると思いますが、これらに共通していることは何でしょうか? 

 

そうです、「まだ起こっていない未来について言及」していて、しかも将来的に起こることを「断言」「確約」しているのです。

 

考えてみてください、誰がまだ起こってもいないことを保証することが出来るのでしょう? 

そこまで断定したことを言うのであれば、何か根拠があるのだろうと解釈して、すっかり信じ込み、何らかの行動を起こしてしまう人もいるでしょう。

 

そしてそれが実際起こらなかったら、一体、誰が責任を取るのでしょうか? 

 

もちろんそんなことを言い切った人に他なりませんが、果たしてそのような責任があることを覚悟して言っているのか疑問です。

このような行為を「断定的判断の提供」と言います。

 

ARIIXのビジネス、つまり「連鎖販売取引」において、このような「断定的な判断」を相手方に提供することは、特定商取引法で明確に禁止されている違反行為です。

結果的にそれが実現すれば問題ないという訳では決してありません。

 

そもそも将来どうなるか分からないことを、あたかもそうなると相手に言い切ってしまう行為は「不実告知」、つまり「偽り」と見なされ、重大な違反行為です。

 

ビジネス・シーンでは軽々しく「絶対」「必ず」「100%」などの断言する言葉は使わず、この結果を導くためにどのような「環境」、「リソース」そして「努力」が必要なのかを丁寧に説明するようにしてください。

 

言葉の重みを考えて、言動には十分気を付けてください。

 

それはみなさんの信頼にもつながる大切なことです。